PS3の「YLOD」を自力で直してみた時のお話、とその後について。

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どーも、ぶいはちです。

PS5の情報が続々出ていますが、今回はPS3のお話です。しかも初代(笑)

 

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初代PS3修理の経緯

何故今さら初代PS3なのかというと、知っている方も多いと思いますが初代PS3は下位互換があり、PS1・PS2のソフトもプレイ出来ます。その後に出たPS3もPS1のソフトは出来るのですが、どうしてもPS2のソフトをプレイしたい!やるなら綺麗な映像でやりたい!という理由から、初代PS3の修理をしようと思い立ち、実際に修理した内容をブログに載せようということです。

まずはその壊れた初代PS3なのですが、十数年前に弟と2人でゲームをしていた時に、突然本体内のファンが爆音をたて、その後フリーズして電源が落ちるという現象が。

所謂「YLOD」(Yellow Light of Deathイエロー ライト オブ デス)という状態になりました。

この「YLOD」なのですが、1度なってしまうと延々と起動とフリーズを繰り返しプレイはおろかメニュー(クロスメディアバー画面)にも入れず、何だったらセーフモードでの起動も出来ない厄介な現象です。

で、ぶいはち少年はそんな事さっぱり分からず長年放置してました。何年かして思い出した時に修理方法を調べては見たのですが、分解しての修理はさすがに手が出せずドライヤーで内部を温めて一時的に動かすという方法をとり何とか成功。しかし数日でまた同じ症状になり諦めていました。

そのまま何年も放置していたのですが、必要な物を買う余裕も出来たので挑戦しました。

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YLOD修理方法(ヒートガン)

今回実践した方法は、ヒートガンを使った方法です。色々難しい部分はありますが結論から言うと機械音痴のぶいはちでも何とかなりました。

ただ、だからといってこの方法を推奨している訳ではないので同じ方法をとられても自己責任でお願いします。今回たまたま成功しただけかもしれません。もし、それでもやるならこのブログ以外も検索して情報を集めて、丁寧に作業して下さい。

今回の主役のPS3です。発売当初に買ったので13~14年経ってます。結構雑に放置していたのでキズも目立ちます。

今回使用したものは上の画像の通りです。1つずつ紹介すると、

  • ヒートガン(必ず400°以上まで上がる物)
  • +ドライバー
  • 精密ドライバーセット
  • トルクスドライバー(サイズはT10、いわゆる六角ドライバー。セットのやつが楽かも)
  • フラックス(今回は買っただけで使いませんでした。でも、あったほうがいいかも。鉛フリーがいいらしいです。)
  • パーツクリーナー(画像にないですがこれも必須です。ぶいはちは呉工業のパーツクリーナーを使いました。)
  • グリス(非伝導性)

大体こんな感じです。では作業に移ります。

まずは本体上部のシールを剥がします。このシールを剥がすとSONYのアフターサポートを受けられなくなるのですが、そもそもこの型番のサポートは終了しているので気にせずいきました。

中のゴム製の蓋は壊れやすいのでマイナスドライバー等で丁寧に外して下さい。

PS3のロゴのついたカバーは今外したゴム製の蓋の付いていた側へ滑らすと外れます。くれぐれも無理矢理外さないように。

カバーを外すと上の画像の様になります。本体の矢印マークの付いているネジを全て外すのですが、白丸部分と赤丸部分はネジの長さが違うので注意して下さい。覚えておかないと組み立てる時地味に大変です。

中はこんな風になってます。10数年物のホコリだらけです。(汚い画像でごめんなさい。)

とりあえず埃を掃除機で吸いつつ作業を進めます。掃除機を使う方は小さい部品等を吸わない様に気をつけて下さい。エアダスターなんかがあると便利かもしれません。

続いて光学式ドライブを外すのですが、無理矢理いくと(そんな人いないと思うけど)裏側にあるフィルムケーブルが壊れる可能性があるので、手前にドライブをずらして裏面にあるフィルムケーブルの先の黒いツメの様な部分を上に立ててフィルムケーブルを外します。

さらに、本体側(外したドライブではない方)のネジを全て外します。全て外して、その都度フィルムケーブルも外していき鉄板に挟まれた基板を持ち上げて、基板から鉄板を外せば下の画像の様になります。

次はGPUとCPU(画像中央の銀色の部分)に付いているグリスをパーツクリーナーで拭き取ります。拭き取れたら、GPU CPUをヒートガンで温めていきます。温める場所や温める時間は人によってまちまちではっきりした事は解らないのですが、今回は5分程ゆっくり円を描く様に温めました。

両面ともにやるのですが、片面やって冷ましてもう片面という感じです。冷ます時は30分以上必要だと思います。

なぜ温めるのかというと、YLODの原因がハンダクラックだと言われているからです。ハンダクラックとは、GPUやCPUと基板の間にあるハンダボールにクラック(ひび割れ)が生じて電通が悪くなり正常に動かなくなる事です。これは、PS3の起動中の熱でハンダボールにひび割れが起きるからなる様です。なので、温め直して無理矢理直そうと言う事です。

ちなみに、どうせならとHDDもSSDの240GBに換えました。

温め終わったらしっかり冷まして先程とは逆の手順で組み直していきます。

さて結果ですが、

無事起動!

内部のデータも残ってました。しっかりバックアップも取っておきました。

・・・ですが、ぶいはちによる失敗でこの後大変な事態に。

詳しくは次の投稿でお話しします。ぜひ次も見て下さい。

最後まで見て頂きありがとうございます😊

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